メリークリスマス。
ぼそっと一人っきりの部屋で口から漏れた独り言。
だから夜は嫌いなんだ。
この星空すら一面の暗雲が包んでしまう。
なのに街燈が照らす白い雪は輝く。
広がっているのは闇ではなく、
青白い不吉な冷たさ。
不気味なほどの静寂。
聞こえるのは安物のスピーカーから漏れる音楽。
この夜さえ越えてしまえたら。
そう思うことが最近増えてきた。
夜が明ければ賑やかな世界へ戻れると信じつつ。
かつて。
かつては夜が来るのを楽しみに待っていた時分もあった。
一人っきりの部屋という環境は変わっていないのに。
今はすっかりと冷え切っているのは、
冬が進んでいるだけじゃないんだろう。
冗談を飛ばしあってたあの頃。
あの頃。
あの頃に戻りたいわけじゃない。
あの頃の感触が恋しいだけであって。
そんな時分にピリオドを打ったのには、
それなりの理由もあったし、きっかけもまた然り。
一番大きいのは自分の気持ちの変化か。
それとも信用されてなかったんだって知った衝撃か。
ただ、後者が原因で気持ちが変化したのは確かだけど。
もっともこんな分析は失笑をもたらすだけか。
正直dislikeじゃなくてhateっていう、
そんな気持ちを抱いたのはあれが最初。
悔しさ半分八つ当たり半分だけど。
第三者が振りかざす正義は狂気でしかないと。
身震いがするほどの狂気。
この人やばいって思った時点で付和雷同したけど。
こんな戯言もクリスマス限り。
ま、見られてないって分かってる限りは気楽なものだな。
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